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自律神経失調症とうつ病の違いとは!?症状と原因の違いやなりやすい人の特徴も解説

「自律神経失調症とうつ病の違いは?」
「自分の身体に起きている異変は何が原因?」
上記のような疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。

自律神経失調症とうつ病は、症状が似ている場合もありますがまったく異なる症状です。自律神経失調症の延長線上にうつ病があると考えていいでしょう。

ただし、どちらも放置しておくと、症状が悪化してしまい、日常生活に支障をきたす恐れがあるため、早期治療が必要です。

本記事では、自律神経失調症とうつ病の症状と原因の違いを解説します。なお、専門医への相談を考えている方は、よりそいメンタルクリニックがおすすめです。診療実績豊富な専門医が多数在籍していて、環境・設備も充実しています

365日予約でき、土日の診察も対応しているので、ぜひご相談ください。

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心の病気は放置すると重症化する恐れがあるため、早期の治療をお求めの方は当院までご相談ください。

自律神経失調症とうつ病の違いとは

疲れた若いアジアの女性が座って、片頭痛のために頭痛を持っています。 - 自律神経失調症 ストックフォトと画像

冒頭でもお伝えした通り、自律神経失調症とうつ病は似ていますが、異なる病気です。ここからは、以下の内容を深掘りしていきます。

  • 症状の違い
  • 原因の違い
  • 診断方法の違い
  • 治療方法の違い

詳しく解説します。

症状の違い

テーブルに座りながら黄色い紙で作られた脳の形を持つカジュアルな男性 - 自律神経失調症 ストックフォトと画像

自律神経失調症とうつ病は似ており、共通する症状もありますが、実際は異なる症状もあります

ここからは、下記2つを深掘りしていきます。

  • 身体症状
  • 精神症状

詳しく解説します。

身体症状

自律神経失調症は自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れることです。脳の視床下部にある自律神経のバランスが崩れることがきかけで発症します。

代表的な症状としては、頭痛やめまい、吐き気、ほてりや倦怠感が出ることがあります。

自律神経失調症は明確な診断基準がないため、他の検査をして異常がなかったら自律神経失調症と診断される場合が多いです。

それに対して、うつ病は脳の神経伝達物質の分泌の異常です。セロトニンなどの神経伝達物質のバランスが崩れて発症します。

症状としては、副交感神経が強く作用し、意欲の低下、気分の落ち込み、何もやる気が起きないなどです。

自律神経失調症とは異なり、うつ病は診断基準が設けられており、SDS(自己評価式抑うつ尺度)といわれているテストを受けて異常がないか判断してくれます。

精神症状

自律神経失調症では、主に不安感や緊張感が強く現れるのが特徴です。具体的には、漠然とした不安に襲われたり、心配ごとが頭から離れない状態が続いたりします。

人によってはイライラしやすくなる、感情が不安定になることもあります。しかし、これらの症状は断続的で、その日の体調やストレスの状況によって増減する傾向があるのも特徴です。

多くの場合、自律神経失調症の精神的な症状は身体の不調にともなって現れ、その身体的な原因を強く意識するのが心理的な負担を増幅させることもあります。

一方、うつ病では、精神的な症状がより深刻で継続的なものとして現れるのが特徴です。特に気分の著しい低下や持続的な悲しみ、無気力感が挙げられます。

これに加え、自分自身への価値の低下感や罪悪感を強く抱くことが多く、将来に対して希望が持てなくなるくらい絶望的な思考に陥ることもあるでしょう。

これらの症状は、一時的な気分の浮き沈みではなく、長期間にわたり日常生活に大きな支障を及ぼすことが多いです。

また、うつ病の患者は興味や喜びを感じる能力が著しく低下するため、以前は楽しめていた活動に対しても無関心になることがあります。

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原因の違い

ストレスで爪で遊ぶ女性の手 - うつ病 ストックフォトと画像

自律神経失調とうつ病の違いは、症状を引き起こしてしまう原因にもあります。ここからは、下記2つを深掘りしていきます。

  • 自律神経失調の原因
  • うつ病の原因

詳しく解説します。

自律神経失調症の原因

主な原因の1つは、生活習慣の乱れです。

不規則な食事や睡眠不足、過度の労働や運動不足など、日常生活のリズムが崩れることで自律神経のバランスが乱れ、体内の調整機能が正常に働かなくなります。

また、長期間にわたるストレスも大きな原因とされています。

特に職場での過剰なプレッシャーや人間関係の問題、生活環境の変化などが自律神経に負担をかけ、結果として身体の不調などが引き起こされる要素です。

さらに、環境要因も自律神経失調症を引き起こす原因です。たとえば、気温や気圧の変化に敏感な人は、季節の変わり目や気候の急激な変化により自律神経が過剰に反応があります。

このような環境の影響は、自律神経系が外部環境に適応する過程で乱れを生じさせる場合があるでしょう。

うつ病の原因

うつ病の原因は、さまざまな要因が絡み合っています。

主な原因としては、脳内物質のバランスの乱れと、ストレスやその人の生まれもった気質です。

脳内物質の乱れとは、脳の神経伝達物質の分泌の乱れです。セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物資のバランスが乱れることが原因の1つだと考えられています。

仕事関係や人間関係などによってストレスを抱えすぎるのもよくありません。心身の負担を増やしてしまい、脳内の神経伝達物質のバランスに悪影響を与えます。

また、本人の気質も関係あり、責任感が強かったり完璧主義者だったりすると、自分を追い込んでしまい、結果うつ病を引き起こす要因となるでしょう。

診断方法の違い

男の手と顔のない傷ついた心 - うつ病 ストックフォトと画像

自律神経失調とうつ病の違いは、診断方法にもあります。ここからは、下記2つを深掘りしていきます。

  • 自律神経失調症の診断方法
  • うつ病の診断方法

詳しく解説します。

自律神経失調症の診断方法

自律神経失調症は、明確な診断基準がなく、特定の検査で確定するのが困難です。

主に問診や身体診察、必要に応じた追加検査を通じて、他の疾患を除外しながら診断が進められます

自律神経失調症は、動悸やめまい、発汗、消化不良など、身体のさまざまな部分に影響を及ぼす症状が特徴です。

また、不眠や疲労感、イライラなどの精神的な不調も見られるため、これらの症状がどのような状況で現れるのか、どの程度生活に支障をきたしているのかを詳細に確認します。

この問診の段階では、ストレスや生活習慣も質問されることが一般的です。

うつ病の診断方法

うつ病の診断は、問診を基にした臨床診断が一般的です。明確な検査が存在せず、問診で得られた情報と、他の身体疾患ではないかを総合的に判断されます。

うつ病の診断基準は、DSM-5(精神疾患の診断と統計マニュアル第5版)やICD-11(国際疾病分類第11版)などが用いられます

これらに定められている基準にもとづき、症状の数や重症度、持続期間が診断条件に合致しているかどうかを確認します。

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治療方法の違い

頭痛に苦しんでいるベッドに座っている若いアジア人男性 - うつ病 ストックフォトと画像

自律神経失調とうつ病の違いは、治療方法にもあります。ここからは、下記2つを深掘りしていきます。

  • 自律神経失調症の治療方法
  • うつ病の治療方法

詳しく解説します。

自律神経失調症の治療方法

自律神経失調症の治療方法は、主に生活習慣やストレス要因の改善を図る必要があります。

具体的な方法でいうと、生活習慣の改善や薬物療法などが必要です。

薬物療法では、不安や緊張を緩和するための抗不安薬や、胃腸の不調を軽減するための整腸薬、自律神経を安定化させる薬を使用します。

これらを服用すれば、交感神経と副交感神経のバランスを保てるようになるでしょう。

生活習慣の改善では、規則正しい睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動などを促し、自律神経の動きを正常に戻させます。

特に睡眠不足や不規則な生活は自律神経の乱れを助長するため、早寝早起きや適切な休息を習慣化するのがよいでしょう。

うつ病の治療方法

うつ病の治療方法は、主に薬物療法、心理療法、そして生活習慣の改善をかけ合わせることによって行われます。その人によった症状や状態に合わせて、医師が適切な治療をします。

薬物療法では、抗うつ薬が主に使用され、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)などが一般的です。

これらの薬剤は、脳内の神経伝達物質のバランスを整えることで、抑うつ症状を緩和する効果があります。

うつ病の心理療法として代表的なのは認知行動療法です。患者が抱える否定的な思考パターンや行動を見直し、より前向きで適応的な考え方や行動に変えていくことを目指します。

生活習慣の改善では、睡眠、食事、運動を見直し、規則正しい生活となるようにサポートします。自分の好きな気分転換の方法を見つけることも大切です。

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自律神経失調症になりやすい人とは

ある女性が机での仕事に疲れている。彼女の机の上にはパソコンと飲み物がある。 - うつ病 ストックフォトと画像

自律神経失調症になりやすい人は、主に以下の通りです。

  • ストレスやプレッシャーを感じやすい人
  • 神経質になりやすい人
  • 過度な疲労を抱えている人
  • 生活リズムが乱れている人
  • 過度の飲酒や喫煙を行っている人

自分が該当するものがあるか、ぜひ参考にしてください。

ストレスやプレッシャーを感じやすい人

ストレスを受けると、交感神経が活性化し、心拍数の増加や血圧の上昇、筋肉の緊張などがあります。理由は、ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されるからです。

ストレスやプレッシャーを感じやすい人は、性格的に真面目で完璧を求める傾向が強い傾向があります。

「何もかも完璧にやらなければならない」と完璧主義の考えで日々行動してしまうと、仕事や学業、人間関係でプレッシャーを過剰に感じやすくなります。

神経質になりやすい人

神経質な人は、環境の変化や他者の言動、自分の行動に対して細かく注意を払い、それに敏感に反応するのが多いです。

最近だとHSPなんて言葉が流行り、繊細な人への認知が広まりました。

繊細な人は、心配事が絶えず、リラックスする時間も持たない状況が続いてしまうこともあります。

相手が今何を考えているか、気にしすぎてしまい、その気にしすぎてしまうことによって疲れてしまうこともあるのです。

過度な疲労を抱えている人

過度な疲労を抱えている人は、日常生活での過剰な負荷やストレスが原因となり、交感神経と副交感神経のバランスが崩れています。

過度な疲労は、仕事や家事、学業、育児など、日常生活のあらゆる場面で生じる可能性があり、十分な休息を取れない生活を送っていないことが原因です。

このような状態が続くと、身体が本来備えている自己調整機能が限界を迎え、自律神経の乱れが現れるでしょう。

生活リズムが乱れている人

生活リズムが乱れていると、自律神経が本来のバランスを維持できなくなり、心身にさまざまな不調が現れるリスクが上がります。

特に夜更かしや不規則な睡眠習慣、食事の時間が一定しないなどが主な原因です。

このような生活習慣の乱れが続くと、自律神経の働きが不安定になり、頭痛やめまい、動悸、息苦しさなどの症状が現れることもあります。

体内時計が乱れ、ホルモンバランスや代謝に影響を与え、自律神経の調整が難しくなるでしょう。

過度の飲酒や喫煙を行っている人

過度の飲酒や喫煙を行っている人は、自律神経失調症になりやすいとされています。

喫煙に関しては、タバコに含まれるニコチンが交感神経を刺激し、心拍数の増加や血圧の上昇を引き起こします。そのため、身体がリラックスし、休息すべき時間帯にも交感神経が優位になり、疲れが取れにくくなるでしょう。

アルコールは、体内で分解される際に発生するアセトアルデヒドが交感神経を刺激し、血圧や心拍数の変動を引き起こします。

また、アルコールは身体の水分バランスを崩し、脱水症状を引き起こすこともあり、自律神経を乱す原因です。

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うつ病になりやすい人とは

人間関係に問題のある座っている女性の画像 - うつ病 ストックフォトと画像

一方、うつ病になりやすい人は、主に以下の通りです。

  • 完璧主義な人
  • ストレス耐性がない人
  • 責任感が強い人
  • 周囲に気を使いすぎる人

自分が該当するものがあるか、ぜひ参考にしてください。

完璧主義な人

完璧主義とは、自分に対して高い基準を設け、その基準を常に達成しようとする考え方です。

このような人は、結果が思い通りにならなかったり、少しの失敗でも自分を厳しく責めたりするのが多いため、精神的なストレスが蓄積しやすくなります

特に他人からの評価や社会的な期待に敏感で、他人にどう見られているかを過度に気にするため、自己肯定感が低くストレスやプレッシャーを感じる場面が多いです。

「このままじゃだめだ」と思い自分を律しすぎた結果、疲労が蓄積し、慢性的なストレス状態に陥ってしまうでしょう。

ストレス耐性がない人

ストレス耐性とは、日常的に遭遇する困難や圧力に対して、どれだけ冷静に対応できるか、または処理できるかを示す能力です。

日常の生活や仕事のストレスや困難に対処できないと、疲労が溜まります。

ストレス耐性がない人は、問題に直面したときに過度に不安を感じたり、感情的に反応しすぎたりする傾向があります

ストレスが積み重なり、精神的な負担が大きくなるでしょう。さらに、ストレスに対して適切な対処法を見つけられないため、解決策を模索するのができず、無力感や絶望感を感じることが増えていきます。

このような状態が続くとなれば、自己評価が低下し、うつ病の症状が現れる原因です。

責任感が強い人

責任感が強い人は、仕事や家庭、対人関係で、自分の役割を全うするのに対して強い使命感を持ちます。

しかし、この責任感が過剰になると、精神的な負担が大きくなり、心身の健康に悪影響を及ぼします

特に完璧を求めすぎたり、他人の期待に応えようとしたりするのが多く、完璧を求めるあまり、過剰なプレッシャーを自分にかけてしまうのが懸念です。

「上司からこの仕事を頼まれたから、期限内に完璧にやり終わらせなけらばならない」など自分を過度に苦しめたりもするかもしれません。

結果、ストレスが過度に蓄積されてしまい、うつ病を引き起こしてしまうでしょう。

周囲に気を使いすぎる人

周囲に気を使いすぎる人は、自分が他人にどう思われているかを過度に気にするため、他人に対して過剰に奉仕的な態度を取ることが多いです。

このように周囲の期待に応えようとすると、自己犠牲的な行動につながり、自分自身を大切にできなくなってしまいます

感情を抑圧し続けると、やがてその不満やストレスが爆発し、自己評価が低下しやすいです。

結果、感情的に疲れ果て、精神的なストレスが蓄積されてしまい、うつ病の発症につながってしまいます。

自律神経失調症やうつ病を疑ったらクリニックへ相談を

患者に症状を説明する男性医師の手 - クリニック ストックフォトと画像

律神経失調症とうつ病は、似たような病気ですが、発症する原因に多少の違いがあります

交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで発症するのが自律神経失調症で、神経伝達物質のバランスが乱れて発症するのがうつ病です。

どちらも、身体にだるさがあったり、精神的に辛かったりするので、早期治療が必要になるでしょう。

よりそいメンタルクリニックでは、自律神経失調症とうつ病の治療やサポート体制が構築されており、土日も診療対応しています。

休職時の傷病手当金の申請サポートまで行っているため、ぜひご相談ください。

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