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過敏性腸症候群は何科に行けばいい?消化器内科と心療内科の違い・受診の目安を解説!

「腹痛や下痢・便秘が続いているけれど、何科に行けばいいのかわからない…」そんな悩みを抱える人は少なくありません。

過敏性腸症候群(IBS)は、消化管に明らかな異常がないのに腹痛や便通異常が繰り返し起こる病気です。

まずは消化器内科で検査・診断を受けるのが基本ですが、症状の背景にストレスや心の不調が関わっている場合は心療内科や精神科への相談も有効です。

本記事では「IBSは何科で診てもらえるのか」を中心に、診断方法・治療法・受診のタイミングを詳しく解説します。

受診先に迷っている方はぜひ参考にしてください。

心の病気でお悩みの方へ柏心療内科よりそいメンタルクリニックは当日予約、診断書の当日発行に対応しております。(*医師が必要と判断した場合)
心の病気は放置すると重症化する恐れがあるため、早期の治療をお求めの方は当院までご相談ください。

過敏性腸症候群は何科に行けばいい?

病院の受付で女性 - 病院 ストックフォトと画像

過敏性腸症候群(IBS)は、お腹の不調が続くのに検査をしても明らかな異常が見つからないという特徴があります。

そのため、まずどの診療科に行けばよいのか迷う人が多いのも事実です。

基本的には消化器内科で診断・治療を受けますが、ストレスや心の問題が大きく関わるケースでは心療内科・精神科が適切な場合もあります。

また、症状が他の病気と似ていることもあるため、必要に応じてかかりつけ医や他科への相談が役立ちます。

  • 消化器内科が基本の診療科
  • 心療内科・精神科に相談すべきケース
  • 内科やかかりつけ医からの紹介も有効
  • 婦人科など他の診療科と区別が必要な場合も

それぞれの特徴を理解して、自分に合った受診先を選ぶことが大切です。

消化器内科が基本の診療科

IBSの症状があるとき、まず受診すべきは消化器内科です。

腹痛や下痢・便秘といった症状がIBSなのか、それとも他の腸の病気(炎症性腸疾患や大腸がんなど)なのかを調べる必要があります。

消化器内科では、血液検査・便検査・内視鏡検査などを行い、重大な病気を除外したうえでIBSと診断します。

診断がつけば、整腸剤や下痢止め・便秘薬、さらには症状に合わせた生活指導が行われます。

IBSが疑われるときは、まず消化器内科に相談するのが基本です。

心療内科・精神科に相談すべきケース

IBSはストレスや心の不調と深く関係しています。

消化器内科で器質的な異常が見つからないのに症状が強い場合は、心療内科や精神科での診察が有効です。

ここでは、心理療法(認知行動療法など)や抗不安薬・抗うつ薬といった薬物療法が行われることがあります。

「緊張するとすぐにお腹が痛くなる」「職場や学校に行けないほど症状が悪化する」といったケースでは、心のサポートを重視することが改善の近道になります。

身体だけでなく心のケアを組み合わせることが重要です。

内科やかかりつけ医からの紹介も有効

かかりつけ医や一般内科でまず相談するのも一つの方法です。

軽い腹痛や便通異常であれば、内科でも初期的な対応や薬の処方が可能です。

また、必要に応じて消化器内科や心療内科への紹介状を書いてもらえるため、受診のハードルが下がります。

初めての症状でどこに行くべきか迷う場合、まずはかかりつけの内科を訪れるとスムーズに専門診療につなげられます。

地域の医療資源を活用するのも大切な方法です。

婦人科など他の診療科と区別が必要な場合も

IBSは腹痛や下痢・便秘が続くため、婦人科疾患や泌尿器科疾患と症状が似ていることがあります。

特に女性の場合、子宮内膜症や卵巣の病気がIBSに似た症状を示すことがあるため、注意が必要です。

また、男性でも前立腺や泌尿器の不調と区別が必要なケースがあります。

消化器内科で検査をしても症状の説明がつかないときは、婦人科や泌尿器科の受診が勧められることもあります。

複数の診療科を横断して確認することは、正確な診断につながる大切なステップです。

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病院での診断と検査

明るい色の木製のドアと青い座席を備えたモダンな病院の廊下は、すっきりとしたミニマルなヘルスケアインテリアデザインのコンセプトを示しています。3dレンダリング - 病院 ストックフォトと画像

過敏性腸症候群(IBS)の診断では、まず他の病気との区別が非常に重要です。

なぜなら、腹痛や下痢・便秘はさまざまな病気でも起こる症状だからです。

病院では問診や検査を通じて、器質的な異常がないかを確認し、最終的にIBSと診断されます。

ここでは、診断の流れと代表的な検査内容について解説します。

  • 問診と症状の経過観察
  • 血液検査・便検査・内視鏡検査
  • IBSを診断するための除外診断の重要性

これらを通して、IBSかどうかを見極めることができます。

問診と症状の経過観察

診断の第一歩は問診です。

医師は「腹痛がどのくらいの頻度で起こるか」「便通異常は下痢型か便秘型か」「ストレスで症状が悪化するか」などを詳しく確認します。

また、症状が3か月以上続いているかどうかがIBS診断の重要な基準になります。

この段階で生活習慣や食事内容、服薬状況なども聞き取られ、症状の背景を整理します。

問診はシンプルですが、診断の方向性を決める大切なステップです。

血液検査・便検査・内視鏡検査

IBSの診断では検査で異常が見つからないことがポイントです。

血液検査では炎症や感染の有無を調べ、便検査では腸内感染症や出血の有無を確認します。

さらに、大腸カメラ(内視鏡検査)でポリープや腫瘍、潰瘍性大腸炎などを除外します。

これらの検査で「器質的な異常がない」と判断された場合に、初めてIBSが疑われます。

必要に応じてCTや超音波検査が追加されることもあります。

IBSを診断するための除外診断の重要性

IBSは除外診断で確定される病気です。

つまり「IBS特有の検査」があるわけではなく、他の病気を除外して初めて診断されます。

大腸がん、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)、感染性腸炎などをしっかり否定することが大切です。

そのため「単なるお腹の不調」と思っても、医師による検査を受ける必要があります。

正しく診断されることで、不安を減らし適切な治療につなげることができます。

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過敏性腸症候群の治療方法

老人ホームで暮らすシニア女性と白衣の女性 - 病院 ストックフォトと画像

過敏性腸症候群(IBS)の治療は、症状のタイプや背景にある要因によって方法が異なります。

下痢型・便秘型・交代型などのタイプ別に薬を使い分けることもあれば、ストレスや心理的要因に焦点を当てる場合もあります。

また、食事や生活習慣を見直すことも重要で、薬だけに頼らない包括的なアプローチが効果的です。

ここでは代表的な治療方法を解説します。

  • 薬物療法(整腸剤・下痢止め・抗うつ薬など)
  • 心理療法やカウンセリング
  • 食事療法(低FODMAP食・食物繊維の調整)
  • 生活習慣改善とストレス対策

複数の方法を組み合わせることで、症状をコントロールしやすくなります。

薬物療法(整腸剤・下痢止め・抗うつ薬など)

薬物療法はIBSの主要な治療法のひとつです。

整腸剤は腸内環境を整え、下痢止めや便秘薬は便通異常を改善します。

また、症状が強い場合は抗不安薬や抗うつ薬が処方されることもあります。

特に抗うつ薬は腸と脳をつなぐ神経に作用し、腹痛や不安感を和らげる効果があります。

薬はあくまで「症状を抑えるための手段」であり、長期的には生活改善とあわせて行うことが大切です。

心理療法やカウンセリング

IBSはストレスや心の影響が大きい病気です。

そのため、心理療法やカウンセリングが有効な場合があります。

認知行動療法(CBT)は、症状へのとらえ方を変え、不安を減らすのに役立ちます。

また、カウンセリングでは悩みやストレスを整理することで、症状が軽減するケースもあります。

薬だけで改善が難しい場合、心理的アプローチを取り入れることが推奨されます。

食事療法(低FODMAP食・食物繊維の調整)

食事療法もIBSの治療において重要です。

近年注目されている低FODMAP食は、腸に負担をかけやすい発酵性の糖質を減らす食事法で、症状改善に効果があるとされています。

また、便秘型では水溶性食物繊維を増やし、下痢型では不溶性食物繊維を控えるなどの工夫も必要です。

人によって合う食事は異なるため、医師や管理栄養士と相談しながら調整すると安心です。

食事改善は薬と並んで有効な治療法の一つです。

生活習慣改善とストレス対策

IBSを改善するには、生活習慣の見直しが欠かせません。

不規則な生活や睡眠不足は症状を悪化させるため、規則正しい生活リズムを整えることが大切です。

また、適度な運動は腸の働きを整え、ストレス発散にもつながります。

ストレス対策としては、リラクゼーション法や趣味の時間を持つなど、自分に合った方法を見つけることが重要です。

薬や食事療法と並行して、生活習慣改善を行うことで長期的な症状コントロールが可能になります。

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過敏性腸症候群で病院に行くべきタイミング

病院の廊下にある待合室には、ぼやけたぼやけた背景として治療を待つ患者のための座席がたくさんあります。 - 病院 ストックフォトと画像

IBSの症状は日常的に起こる腹痛や下痢・便秘に似ているため、「そのうち治るだろう」と放置されることも少なくありません。

しかし、症状が長引いたり悪化したりすると、生活の質を大きく下げるだけでなく、他の病気が隠れている可能性もあります。

ここでは、過敏性腸症候群で病院に行くべきタイミングについて解説します。

  • 腹痛や下痢・便秘が1か月以上続く
  • 市販薬やセルフケアで改善しない
  • 体重減少や血便などの危険な症状がある

これらのサインがあるときは、早めの受診を検討しましょう。

腹痛や下痢・便秘が1か月以上続く

腹痛や便通異常が1か月以上続く場合は、自己判断で放置せず医療機関を受診するべきです。

IBSは慢性的な経過をたどることが多く、長期間症状が続くのが特徴です。

ただし、同じような症状を示す大腸がんや炎症性腸疾患などの病気もあるため、早期に検査して区別することが大切です。

「一時的な不調かもしれない」と思っても、1か月以上続くようなら専門医の診察を受けるタイミングといえます。

長引く症状は必ず原因を調べることが必要です。

市販薬やセルフケアで改善しない

整腸剤や市販の下痢止め・便秘薬を使っても改善が見られない場合は、IBSや他の病気の可能性が考えられます。

特に「薬を飲んでもすぐに再発する」「生活習慣を整えても良くならない」というケースは、自己流の対処では限界があります。

医師に相談すれば、症状のタイプに合った薬や治療法を提案してもらえます。

市販薬で改善しない時点で受診することは、早期改善と安心につながります。

放置せず、専門医に診てもらうのが最善です。

体重減少や血便などの危険な症状がある

体重減少や血便が見られる場合は、IBSではなく重大な病気が隠れている可能性があります。

例えば大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病などでは、腹痛や下痢に加えて血便や体重減少が出ることがあります。

これらの症状はIBSの典型例ではなく、早急な検査が必要です。

また、夜中に症状で目が覚める、強い貧血や全身の倦怠感を伴う場合も注意が必要です。

危険なサインが出ているときは、迷わず速やかに医療機関を受診しましょう。

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過敏性腸症候群の基礎知識

medical workers working in hospitals - 病院 ストックフォトと画像

過敏性腸症候群(IBS)は、腸に炎症や潰瘍といった器質的な異常がないのに、腹痛や下痢・便秘といった症状が慢性的に続く病気です。

働き盛りの世代に多く見られ、学校や仕事など生活全般に大きな影響を与えることがあります。

また、症状は身体だけでなく心のストレスとも深く関連しており、心身両面からの理解とケアが必要です。

ここでは、IBSの特徴を理解するために基本的なポイントを整理します。

  • IBSの基本的な症状(腹痛・下痢・便秘)
  • なぜ「腸の機能異常」だけでなく心の影響も関係するのか
  • 生活に支障をきたしやすい病気

まずはIBSを正しく理解することが、適切な受診と治療につながります。

IBSの基本的な症状(腹痛・下痢・便秘)

IBSの代表的な症状は、腹痛やお腹の張り、下痢・便秘などの便通異常です。

多くの場合、腹痛は排便によって一時的に軽減しますが、再び繰り返し現れるのが特徴です。

便通のタイプは大きく分けて下痢型・便秘型・交代型・分類不能型があり、人によって異なります。

これらの症状が数か月以上続き、日常生活に影響を与えている場合にIBSが疑われます。

単なる一時的な胃腸不良ではなく、慢性の症状である点が重要です。

なぜ「腸の機能異常」だけでなく心の影響も関係するのか

IBSは腸だけの病気ではなく、脳と腸の相互作用によって起こると考えられています。

ストレスや緊張が自律神経を通じて腸に影響を与え、腹痛や下痢を引き起こすのです。

このため「腸の病気」というより「心身症」の一種と理解されています。

実際、強い不安や緊張の場面(試験・会議・人前に出る場面など)で症状が悪化する人は少なくありません。

心の状態と腸の働きが密接に関わっていることを知ることが、治療やセルフケアの第一歩になります。

生活に支障をきたしやすい病気

IBSは生活の質を大きく下げる病気です。

腹痛や便意によって授業や会議に集中できない、通勤・通学の途中でトイレに駆け込む、といった日常的な支障が生じます。

また、症状への不安から外出を避けたり、人間関係や仕事に悪影響を及ぼすこともあります。

さらに「またお腹が痛くなったらどうしよう」という予期不安が強まり、症状を悪化させる悪循環に陥りやすいのです。

IBSは命に関わる病気ではありませんが、放置すると心身両面で大きな負担になるため、早めの対応が必要です。

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よくある質問(FAQ)

qとaの記号が描かれた3つの木製の立方体。白い背景。背景には、さまざまなサイズの木製のブロックがたくさん置かれています - よくある質問 ストックフォトと画像

Q1. IBSは消化器内科と心療内科どちらに行けばいい?

基本的には消化器内科を受診するのが第一歩です。

消化器内科で器質的な異常を調べ、IBSと診断されたうえで必要があれば心療内科や精神科に紹介されます。

心身の両方が関係する病気なので、症状や背景に応じて診療科を組み合わせることが大切です。

Q2. 初診ではどんな検査を受けるの?

問診のほかに血液検査・便検査・内視鏡検査が行われることが多いです。

これはIBSを直接診断するためではなく、大腸がんや炎症性腸疾患など他の病気を除外するための検査です。

異常が見つからない場合に初めてIBSが疑われます。

Q3. IBSは完治する病気?

IBSは命に関わる病気ではありませんが、完全に治るとは限りません。

一度症状が落ち着いてもストレスや生活環境の変化で再発することがあります。

ただし、薬物療法・食事療法・ストレス対策を組み合わせることで症状を大きく軽減し、快適に生活できるようになります。

Q4. 薬だけで治るの?

薬だけで根本的に治すことは難しいとされています。

整腸剤や下痢止め、抗うつ薬などは症状を和らげますが、原因であるストレスや生活習慣を改善しなければ再発しやすいです。

薬と合わせて心理療法や生活習慣の見直しを行うことが有効です。

Q5. 学生や社会人でも受診しやすい科は?

まずは一般内科やかかりつけ医に相談するのがおすすめです。

内科で初期対応を受けつつ、必要があれば消化器内科や心療内科を紹介してもらえます。

学校や仕事がある人にとっても受診しやすく、安心して専門治療につなげられる方法です。

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過敏性腸症候群は「消化器内科+心のケア」で早めに相談を

young doctor talking to patient in hospital - 病院 ストックフォトと画像

IBSは単なる胃腸の不調ではなく、心と体の両方に関わる慢性の病気です。

消化器内科での検査・治療とあわせて、必要に応じて心療内科やカウンセリングを活用することが改善の近道となります。

「どの科に行けばいいかわからない」と迷うときは、まず消化器内科やかかりつけ医を受診しましょう。

早めの相談と正しい治療で、不安なく日常生活を送ることが可能になります。

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心の病気は放置すると重症化する恐れがあるため、早期の治療をお求めの方は当院までご相談ください。

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