睡眠薬の強さランキング!?処方薬と市販薬の違いや依存性などの効果・副作用を解説

不眠の悩みは非常につらく、日常生活にも大きな影響を及ぼします。その解決策として睡眠薬が選択肢に挙がりますが、「どの薬が自分に合っているのか」「一番強い薬はどれなのか」と疑問に思う方も多いでしょう。睡眠薬の「強さ」は一概に決められるものではなく、作用時間や効果の仕組みによって最適な薬は人それぞれ異なります。

この記事では、睡眠薬の強さを作用時間別・種類別にランキング形式で比較し、それぞれの薬の特徴、副作用、そして市販薬との違いについて詳しく解説します。ご自身の不眠のタイプを理解し、適切な治療法を見つけるための一助となれば幸いです。

目次

睡眠薬の強さランキングを比較する前に知るべき2つの指標

睡眠薬の「強さ」を正しく理解するためには、単に効果の強弱だけでなく、2つの重要な指標を知っておく必要があります。それが「作用時間」と「種類・作用機序」です。この2つを理解することで、なぜ医師がその薬を処方したのか、自分にはどのような薬が合っているのかが見えてきます。

指標①:作用時間による分類(超短時間型〜長時間型)

睡眠薬は、服用してから効果が続く時間の長さによって4つのタイプに分類されます。ご自身の不眠の症状がどのタイプかによって、適した作用時間の薬が変わってきます。

作用時間 血中濃度半減期 主な対象となる不眠のタイプ 特徴
超短時間型 2〜4時間 入眠障害(寝つきが悪い) 即効性が高く、翌朝に効果が残りにくい。
短時間型 6〜10時間 入眠障害中途覚醒(夜中に目が覚める) 寝つきを良くし、朝方まで効果が持続しやすい。
中時間型 20〜30時間 中途覚醒早朝覚醒(朝早く目が覚める) 長時間作用し、睡眠の質を安定させる。
長時間型 30時間以上 早朝覚醒熟眠障害(ぐっすり眠れない) 丸一日効果が持続し、日中の不安を和げる効果も。

血中濃度半減期とは、薬の血中濃度が最も高くなった時から半分に下がるまでの時間のことです。これが短いほど、薬の効果が早く切れることを意味します。例えば、寝つきだけが悪い「入眠障害」の方に長時間型の薬を処方すると、翌朝以降も眠気やふらつきが残ってしまう可能性があります。逆に、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」の方に超短時間型の薬を処方しても、明け方には効果が切れてしまい、悩みが解決しないかもしれません。

指標②:種類・作用機序による分類

睡眠薬は、脳のどこに作用して眠りを誘うかという「作用機序(メカニズム)」によっても分類されます。近年は新しいタイプの薬も登場し、選択肢が広がっています。

ベンゾジアゼピン系

古くから使われている伝統的なタイプの睡眠薬です。脳の興奮を抑える神経伝達物質「GABA(ギャバ)」の働きを強めることで、催眠作用だけでなく、抗不安作用や筋弛緩作用ももたらします。効果が強い一方で、ふらつきや依存性などの副作用に注意が必要な場合があります。

非ベンゾジアゼピン系

ベンゾジアゼピン系と同様にGABAの働きを強めますが、より睡眠に特化した受容体(ω1受容体)に選択的に作用します。そのため、ベンゾジアゼピン系に比べて筋弛緩作用や抗不安作用が少なく、ふらつきなどの副作用が軽減されているのが特徴です。

メラトニン受容体作動薬

脳内で分泌され、自然な眠りを誘うホルモン「メラトニン」の受容体に作用し、体内時計を整えることで睡眠のリズムを正常化させます。強制的に眠らせるというよりは、体が自然に眠りやすい状態に導く薬です。依存性が極めて低いのが大きなメリットです。

オレキシン受容体拮抗薬

脳を覚醒状態に保つ物質「オレキシン」の働きをブロックすることで、脳を睡眠状態へと切り替える新しいタイプの睡眠薬です。覚醒のスイッチをオフにするようなイメージで、より自然に近い眠りが得られるとされています。依存性が少なく、今後の主流になると考えられています。

【作用時間別】睡眠薬の強さランキング一覧表

ここからは、一般的に言われる催眠作用の強さや臨床現場での使われ方を基に、作用時間別の睡眠薬強さランキングをご紹介します。ただし、薬の効き方には個人差が大きく、このランキングが全てではありません。あくまで参考としてご覧ください。

超短時間型睡眠薬の強さランキング

寝つきの悪さ(入眠障害)に悩む方に処方されることが多いタイプです。効果が早く現れ、翌朝にはほとんど残らないのが特徴です。

商品名(一般名) 特徴・強さ
ハルシオン(トリアゾラム) 催眠作用が非常に強く、即効性も高い。健忘の副作用に注意が必要。
マイスリー(ゾルピデム) 非ベンゾジアゼピン系。作用がシャープで、翌朝への持ち越しが少ない。
ルネスタ(エスゾピクロン) 非ベンゾジアゼピン系。マイスリーより半減期がやや長く、中途覚醒にも効果が期待できる。
アモバン(ゾピクロン) 非ベンゾジアゼピン系。ルネスタの元になった薬。服用後に苦味を感じることがある。

ハルシオン(トリアゾラム)

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、催眠作用の強さと即効性においてはトップクラスと言われます。服用後15〜30分ほどで効果が現れるため、ベッドに入ってもなかなか眠れないという方に非常に有効です。しかし、作用が強い分、服用後の行動を覚えていない「健忘」という副作用が起こりやすいため、服用後は速やかに就寝する必要があります。

マイスリー(ゾルピデム)

非ベンゾジアゼピン系の代表的な薬です。睡眠作用に特化しているため、ふらつきなどの副作用が少なく、安全性が高いとされています。作用時間が非常に短く、キレが良いのが特徴で、翌朝に眠気を持ち越したくない方に適しています。現在、日本で最も多く処方されている睡眠薬の一つです。

ルネスタ(エスゾピクロン)

非ベンゾジアゼピン系で、マイスリーよりも半減期が5〜6時間とやや長めです。そのため、入眠障害だけでなく、軽度の中途覚醒にも効果が期待できます。自然な眠りに近い効果が得られるとされています。

アモバン(ゾピクロン)

ルネスタと同じ有効成分を含んでおり、基本的な作用は似ています。ただし、副作用として服用翌日に口の中に強い苦味を感じる方が多いのが特徴です。この苦味が理由で、改良版であるルネスタが処方されることが増えています。

短時間型睡眠薬の強さランキング

寝つきが悪いだけでなく、夜中に目が覚めてしまう中途覚醒にも効果が期待できるタイプです。

商品名(一般名) 特徴・強さ
サイレース(フルニトラゼパム) ベンゾジアゼピン系で最も強い催眠作用を持つ一つ。規制が厳しく処方は慎重に行われる。
レンドルミン(ブロチゾラム) 作用の強さと持続時間のバランスが良い。入眠障害から中途覚醒まで幅広く対応。
リスミー(リルマザホン) 作用は比較的マイルド。持ち越しやふらつきが少なく、高齢者にも使いやすい。
エバミール/ロラメット(ロルメタゼパム) レンドルミンと似た特徴を持つが、より抗不安作用が強いとされる。

サイレース(フルニトラゼパム)

ベンゾジアゼピン系の中でも、ハルシオンと並んで最強クラスの催眠作用を持つとされる睡眠薬です。非常に効果が強い反面、依存性や乱用のリスクも高いため、麻薬及び向精神薬取締法のもとで厳しく管理されています。他の薬では効果がなかった重度の不眠症などに限定して処方されることが多いです。

レンドルミン(ブロチゾラム)

作用の強さと持続時間のバランスに優れた睡眠薬です。寝つきを良くする効果と、睡眠を維持する効果の両方を持ち合わせているため、非常によく処方されます。比較的副作用が少なく、使いやすい薬とされています。

リスミー(リルマザホン)

作用が比較的穏やかで、自然な眠りを促します。持ち越し効果やふらつきといった副作用が少ないため、特に高齢者の方に処方されやすい睡眠薬です。

エバミール/ロラメット(ロルメタゼパム)

レンドルミンと似た作用時間を持ちますが、催眠作用に加えて抗不安作用も強いのが特徴です。不安や緊張が強くて眠れないという方に特に効果的です。

中時間型睡眠薬の強さランキング

夜中に何度も目が覚める、朝早く目が覚めてしまうといった、睡眠維持に問題がある場合に有効です。

順位 商品名(一般名) 特徴・強さ
1位 エリミン(ニメタゼパム)※販売中止 非常に強い作用で人気があったが、乱用リスクから2015年に販売中止となった。
2位 ベンザリン/ネルボン(ニトラゼパム) 催眠作用が強く、筋弛緩作用もはっきりしている。効果が長く持続する。
3位 ユーロジン(エスタゾラム) 作用はベンザリンよりややマイルド。中途覚醒や早朝覚醒に安定した効果を示す。

エリミン(ニメタゼパム)※販売中止

かつては「赤玉」の通称で知られ、非常に強力な催眠作用と多幸感が得られることから人気がありましたが、その依存性と乱用のリスクの高さから2015年に販売中止となりました。現在では処方されません。

ベンザリン/ネルボン(ニトラゼパム)

古くからあるベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、催眠作用が強く、長時間にわたって効果が持続します。筋弛緩作用も強いため、夜間のふらつきや転倒には注意が必要です。

ユーロジン(エスタゾラム)

ベンザリンよりも作用がやや穏やかで、副作用も比較的少ないとされています。睡眠を安定させる効果が高く、中途覚醒や早朝覚醒に悩む方に広く用いられています。

長時間型睡眠薬の強さランキング

効果が24時間以上続くため、早朝覚醒がひどい方や、日中にも強い不安が続く方に処方されることがあります。

順位 商品名(一般名) 特徴・強さ
1位 ドラール(クアゼパム) 睡眠に関わる受容体への選択性が高く、長時間型の中では副作用が少ない。
2位 ベノジール/ダルメート(フルラゼパム) 非常に長く作用する。日中の眠気やふらつき(持ち越し効果)が出やすい。

ドラール(クアゼパム)

長時間作用するベンゾジアゼピン系ですが、比較的新しい薬で、睡眠に関わる受容体(ω1受容体)への選択性が高いのが特徴です。そのため、他の長時間型に比べて日中の眠気やふらつきといった副作用が起こりにくいとされています。

ベノジール/ダルメート(フルラゼパム)

作用時間が非常に長く、一度服用すると数日間にわたって体内に成分が残ります。そのため、連日服用すると薬の成分が蓄積しやすく、日中の強い眠気や集中力の低下といった「持ち越し効果」に十分な注意が必要です。

新しいタイプの睡眠薬の強さ【オレキシン・メラトニン系】

近年、従来のGABAに作用する薬とは全く異なるメカニズムを持つ、新しいタイプの睡眠薬が登場しています。これらは依存性が少なく、より自然な睡眠を促すことから注目されています。

オレキシン受容体拮抗薬の強さ比較(デエビゴ・ベルソムラ)

脳の覚醒システムに直接働きかける薬です。強制的に眠らせるのではなく、覚醒のスイッチをオフにすることで眠りに導きます。

薬の名前 商品名(一般名) 半減期 特徴
デエビゴ (レンボレキサント) 約50時間 入眠と睡眠維持の両方に効果的。特に中途覚醒や早朝覚醒に強い。
ベルソムラ (スボレキサント) 約12時間 主に入眠障害に効果を示す。デエビゴより作用時間が短い。

デエビゴとベルソムラを「強さ」で比較するのは難しいですが、効果の持続性ではデエビゴが優れています。半減期が長いため、夜中に目が覚めてしまう方や、朝早くに目が覚めて二度寝できないといった方に高い効果を発揮します。一方、ベルソムラは作用時間が短めなので、寝つきの悪さが主な悩みである方に向いています。副作用として、悪夢を見ることが報告されています。

メラトニン受容体作動薬の強さ(ロゼレム)

体内時計を司るホルモン「メラトニン」の働きを助け、乱れた睡眠リズムを整えます。

薬の名前 商品名(一般名) 特徴
ロゼレム (ラメルテオン) 体内時計を整え、自然な眠りを促す。依存性がなく安全性が非常に高い。

ロゼレムの「強さ」は、催眠作用の強さとは異なります。服用してすぐに眠くなるというよりは、継続して服用することで、体が本来持っている「夜になったら眠くなる」リズムを取り戻していくイメージです。特に、加齢によってメラトニンの分泌が減った高齢者や、交代勤務などで生活リズムが不規則な方の不眠に有効です。

睡眠薬の強さに関するよくある質問【Q&A】

Q1. 睡眠薬で1番強いのは何ですか?

一概に「これが1番強い」と断言することはできませんが、催眠作用の強さという点では、ベンゾジアゼピン系の「ハルシオン」や「サイレース」が最強クラスと言われることが多いです。

しかし、最も重要なのは「強さ」ではなく「ご自身の不眠のタイプに合っているか」です。最強の薬が必ずしもあなたにとって最良の薬とは限りません。作用が強すぎる薬は、副作用のリスクも高まります。医師と相談し、最適な薬を見つけることが大切です。

Q2. デエビゴとマイスリーはどちらが強いですか?

この2つの薬は作用機序が全く異なるため、単純な強さの比較は困難です。

  • マイスリー:GABAの働きを強めて強制的に脳を眠らせるイメージ。即効性があり、入眠作用が強い。
  • デエビゴ:覚醒物質オレキシンの働きを抑え、自然な眠りに入りやすくするイメージ。入眠だけでなく睡眠維持にも効果が高い。

「寝つきの悪さをすぐに解消したい」という場合はマイスリーが強く感じられるかもしれません。一方で、「夜中に目が覚めず、朝までぐっすり眠りたい」という場合はデエビゴの方が効果を実感しやすいでしょう。安全性や依存性の少なさを重視するなら、新しいタイプのデエビゴが選択されることが増えています。

Q3. 日本で一番処方されている人気の睡眠薬は?

正確な統計は常に変動しますが、近年では非ベンゾジアゼピン系の「マイスリー(ゾルピデム)」や、オレキシン受容体拮抗薬の「デエビゴ(レンボレキサント)」の処方数が非常に多くなっています。

これは、従来のベンゾジアゼピン系に比べて副作用や依存性のリスクが少ない、より安全な薬が選択されるという近年の治療トレンドを反映しています。効果と安全性のバランスが取れた薬が「人気」と言えるでしょう。

Q4. サイレースは市販されていますか?

いいえ、サイレースは市販されていません。 サイレース(フルニトラゼパム)は医師の処方が必要な医療用医薬品です。

さらに、その作用の強さと乱用のリスクから「第一種向精神薬」に指定されており、麻薬及び向精神薬取締法によって厳しく管理されています。処方できる日数にも制限があり、他の睡眠薬で効果が見られないなど、医師が必要と判断した場合にのみ慎重に処方されます。

市販の睡眠薬と処方薬の強さの違い【ドラッグストア】

ドラッグストアでも「睡眠改善薬」が販売されていますが、これらは医師が処方する「睡眠薬」とは全く異なるものです。

ドリエルなど市販薬(睡眠改善薬)の成分と効果

市販の睡眠改善薬(例:ドリエル、ネオデイなど)の主な有効成分は「ジフェンヒドラミン塩酸塩」という抗ヒスタミン薬です。これは、もともと風邪薬やアレルギーの薬に含まれる成分で、その副作用である「眠気」を利用したものです。

あくまで一時的な不眠症状を緩和するためのものであり、慢性的な不眠症を治療する効果はありません。連用すると効果が薄れたり、口の渇きや翌日のだるさといった副作用が出やすくなるため、使用は短期間にとどめるべきです。

なぜ処方薬(睡眠薬)の方が強く効くのか

処方薬(睡眠薬)と市販薬(睡眠改善薬)では、脳へのアプローチが根本的に異なります。

  • 処方薬(睡眠薬):脳内の睡眠や覚醒に直接関わる神経伝達物質(GABA、オレキシン、メラトニンなど)に作用し、積極的に睡眠を誘発したり、覚醒を抑制したりします。
  • 市販薬(睡眠改善薬):脳の覚醒に関わるヒスタミンの働きをブロックすることで、副作用として眠気を生じさせます。

作用するターゲットが明確で、効果も強力なため、処方薬の方がはるかに強く効きます。慢性的な不眠に悩んでいる場合は、自己判断で市販薬を使い続けず、必ず医療機関を受診してください。

睡眠薬の強さと副作用・依存性の関係

睡眠薬は効果が強いほど、副作用や依存性のリスクも高まる傾向があります。安全に使用するためには、これらのリスクを正しく理解しておくことが不可欠です。

睡眠薬の主な副作用一覧

持ち越し効果(翌朝の眠気・ふらつき)

薬の効果が翌朝以降も残ってしまい、眠気、だるさ、集中力低下、ふらつきなどが現れることです。特に、中時間型や長時間型といった作用時間の長い薬で起こりやすい副作用です。

筋弛緩作用による転倒

特にベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、筋肉の緊張を緩める「筋弛緩作用」を持っています。これにより、夜中にトイレに起きた際などに足元がふらつき、転倒してしまう危険性があります。高齢者の方は特に注意が必要です。

健忘(記憶障害)

薬を服用してから眠りにつくまでの間の記憶がなくなる症状です。特に、ハルシオンのような超短時間型で作用が強い薬で起こりやすいとされています。アルコールと一緒に飲むと健忘のリスクが格段に高まるため、飲酒との併用は絶対に避けてください。

睡眠薬の依存性(耐性・身体依存・精神依存)

睡眠薬の長期連用によって、薬をやめにくくなる状態を「依存」と呼びます。依存には3つのタイプがあります。

  • 耐性:同じ量の薬を飲み続けていると、次第に効果が薄れてきてしまう状態。
  • 身体依存:薬が体にある状態が当たり前になり、急にやめると離脱症状(不眠の悪化、不安、頭痛、吐き気など)が現れる状態。
  • 精神依存:「薬がないと眠れないのではないか」という強い不安感から、薬を手放せなくなってしまう状態。

一般的に、作用が強く、作用時間が短いベンゾジアゼピン系の薬は、依存を形成しやすい傾向があると言われています。

安全な睡眠薬の選び方と減薬・やめ方

安全な睡眠薬を選ぶ上で最も重要なのは、自己判断せず、医師の診断を受けることです。医師は、不眠のタイプ、年齢、体質、他に服用している薬などを総合的に判断し、最もリスクが少なく効果的な薬を選択します。

また、睡眠薬をやめる際も自己判断で急に中断してはいけません。離脱症状を引き起こし、かえって不眠が悪化する可能性があります。薬をやめたい場合は必ず医師に相談し、指導のもとで数週間から数ヶ月かけて少しずつ薬の量を減らしていく「漸減法」で安全に減薬・中止を進めることが大切です。

まとめ:睡眠薬の強さは医師と相談し最適なものを選びましょう

睡眠薬の強さランキングをご紹介しましたが、最も大切なのは「ランキング上位の強い薬=良い薬」ではないということです。最強の薬が、あなたの不眠の原因やタイプに合っていなければ、効果がないばかりか、不要な副作用に苦しむことになりかねません。

不眠の悩みは、生活習慣の改善やストレス管理も重要ですが、必要なときには薬の力を借りることも有効な治療法です。重要なのは、専門家である医師とよく相談し、ご自身の症状やライフスタイルに合った最適な一剤を見つけることです。

最近ではオンライン診療に対応しているクリニックも増えており、自宅から気軽に専門医の診察を受けることも可能です。つらい不眠を一人で抱え込まず、ぜひ一度、医療機関に相談してみてください。


免責事項:本記事は睡眠薬に関する情報提供を目的としたものであり、特定の治療法を推奨するものではありません。診断や治療については、必ず医師の指導に従ってください。

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この記事を書いた人

柏心療内科・精神科よりそいメンタルクリニックでは、患者様に寄り添った診察を心がけております。また、医療コラムを通じて医療系に関する情報の提供をできるように努めてまいります。

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